犬のいるしあわせな生活 Happy and Me

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zoom RSS 070620_叩く痛み・無垢な生き物_77日目_126日齢

<<   作成日時 : 2007/06/21 03:31   >>

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michelleさんの人気ブログ「柴犬・ちから日記」
http://shibainu-chikara.at.webry.info/

にあります2006.05.28の日記
「ムネガイタイ」
http://shibainu-chikara.at.webry.info/200605/article_5.html

を紹介させていただきます。
遠くはなれた実家で暮らす愛犬・ちからくんが、家族を咬んで怪我をさせてしまったことを取り上げた「しつけと体罰」がテーマの日記です。

今日はしつけと体罰についてのお話をしようと思います。

=======================

今日の夕方、いつもどおりに私はハッピー(仔犬)と散歩に出かけました。
鉄塔脇の花畑を抜け、いつも怒って吠えてくるビーグルの犬小屋を回り込み、空き地に咲いている紫苑を眺めながら広い駐車場の隅にある手洗い場へ向かいます。
ここでハッピーに水を飲ませながら、今日は神社の境内で遊ぼうか、それとも警察署横の広い駐車場でボール投げでもしようか、と考えていたときのことでした。

手洗い場脇の花壇で、ハッピーが何かをくわえました。
そのまま口に入れてモグモグモグ...
すぐに叱ってリードを引き、マズルをつかんで口を開けさせます。
取れても取れなくても良いので、口の中に指をつっこみ「口の中のものを出せ!」という行動で、拾い食いをしてはイケナイという意思を示して見せます。
ハッピーは少し嫌がりましたが、こういう場合は絶対に許さない・譲らないようにしていることもあり、あきらめておとなしくされるがままにしていました。
口の中から出てきたのは、海釣りにつかう大きな餌。ひからびかけたミミズの親分のようなものでした。
取り出して花壇に捨て、手についた生臭い臭いをゴシゴシ洗い落とします。



洗っている最中に、今度は手洗い場の隅から、ハッピーがなにか黒いものを引っ張りだしてきて口にしました。
モグモグモグモグ.....

もう一度、濡れたままの手で素早くリードをひき、叱ります。
しかし今度は食べるのをやめようとしません。
強くゆっくりとリードをひき、ハッピーを引き寄せてマズルをつかんで口を開けさせます。
指を入れて、口の中を探り、親指の先ほどの大きさの黒い塊を二つ取り出しました。
食べていたのは、他の犬がしたのでしょうか、少し固くなっていたウンコでした。

「ひどい臭いだ...」

うんこ袋を取り出そうと思った瞬間でした。
小さくうなったハッピーが、跳ねるように起き上がって私の手に咬みつきました。
引っ込めようとした手のひらを追いかけるように、もう一度ガブっ。
手指の何カ所かに鋭くて熱い感覚をおぼえました。
見ると、細くて鋭い仔犬の歯で噛まれた傷が、長く5箇所についていました。瞬間、傷にすうっと赤みがさしたかと思ったら、ポタポタッと血がしたたり落ちはじめました。
今までにも何度も、遊びの最中に甘咬みの度が過ぎて血を流したことがありました。しかし、今日の血は少し意味が違います。
ハッピーは、たとえどんな状況であったにせよ「人を攻撃するために、咬んだ」をやってしまいました。

ハッピーはリードのかぎりまで走って逃げようとしていたのでしょう、伸びきったリードを振りほどこうともがいていました。
残念だけれど、これは徹底的に叱らなければならないな、と、重い気持ちになりました。

人間の社会の中で生きていく以上は、どんな理由であれ、守らせなければならないルールがあると私は感じています。
今は私の手だったからよかったけれど、これがどこかのこどもの手だったら....顔や目を傷つけてしまったら....
もしそんなことを起こしてしまったら、軽くても一生檻に入れ、鎖につないで外に出させないようにするか、そうでなければ殺す。むごいようですし、辛いことですが、私はそう考えています。
だからこそ、二度と同じことをさせてはいけない。ここで本気で叱ろう、いかにいけないことをしたのか思い知らせようと腹を決めました。

気が動転しているのでしょう、逃げ惑いながら私の手に歯をあててくるハッピーをつかまえて、引きずり倒すようにして服従の姿勢をとらせ、馬乗りになってマズルコントロールをします。
だらだらと血が流れ落ちている手をハッピーの口元にあててぐいぐいこすりつけ、大声で叱りました。
「これはダメ!ダメ!」
そう言いながら、血まみれになってしまった手をハッピーに見せておいて、その手で鼻柱をひっぱたきました。一回殴っては血の臭いをかがせ、耳元の地面を叩いて大きな音を出し、叱り、また見せては殴り、、、、

何度殴ったでしょうか、5、6回は殴ったと思います。
キャンキャン鳴いていたハッピーが怖さで身動きできなくなるまで、私は殴りました。
血だらけで赤黒く染まったハッピーの顔。目をむいて私をじっと見上げている目。
耳元のアスファルトに黒くついた手形がいくつも。
手を上げる時に飛び散った血が、私の服と、カメラと、少し離れた地面に黒いシミをつくっていました。

口をこじあけて、ゆっくりと指を入れ、またゆっくりと出してから、私はハッピーの上から腰をどかしました。声も無くハッピーは走って離れ、リードのかぎりまで行って、今度はそのばでへたりこみました。
ぼたぼたと汗がしたたっていました。
自分でも知らないうちに、涙を流していました。

殴られて痛かっただろうと思います。今日は痛い思いをさせるために殴りましたから。
ハッピーを殴るのは、本当につらかったです。
でも、私も痛かった。
心がきしむような痛みをおぼえました。

もう二度としてはいけないよ
そう心の中で思いながら、じゃぶじゃぶと、いつもより少し乱暴にハッピーを洗いました。

-------------------------------

少し離れたところで遊んでいた親子連れのこども二人が、仔犬の姿に気づいたらしく
「かわいいー!」
と声を上げながらハッピーに駆け寄ってきました。
幸い、血はあっさりと洗い落とせていましたし、こどもたちに近寄っていくハッピーの様子を見て、これならそばに近づけても大丈夫だと判断した私は、女の子の
「さわってもいい?」
というお願いに
「いいよ^^ 遊んでくれるんだね、ありがとうね」
と答えました。
リードを張って、しっかりと握っていましたが、おとなしく撫でられていましたのでにリードを緩めました。
家族連れのお父さんが私のそばに来て言いました。

「たいへんでしたね。うちの子のしつけもお願いしたいくらいです」

私の心の中に、「あんなに強く叱らなくても、理解させることはできたかもしれない」という迷いがあったのかもしれません。この言葉を聞いて、心のどこかで止まっていた血がまた流れはじめたようなあたたかさを、私は感じました。

--------------------------------------------------

家へ戻る途中、傷口にあてていたバンダナを洗おうと、神社のトイレに寄りました。
鉄製の柵にリードをくくりつけてハッピーを待たせていたのですが、10分と少しほどでしょうか、ハッピーはずっと、私から一番遠いところまで行って所在なげにうろうろしていました。
やはり、よほどこたえているのでしょうね。

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ハッピーに謝るきっかけをつくってあげようと思い、私はしばらく神社の境内でのんびり座って景色を眺めていました。
しばらくたって、ハッピーが植木のまわりの臭いを嗅ぎはじめ、根元の陰に潜りこみました。

「あちゃー、もう一度叱らないといけないかな...」

そう思いながら見ていると、20センチほどの太い枝をくわえて茂みからハッピーが出てきました。ハッピーは少しとまどうように迂回しながら、ゆっくりと私の足下に近づいてきました。

「なんだろう?」

足下に来たハッピーは、ぽとりとその枝を私の靴の上に置きました。

「いいもの見つけちゃった。あなたにあげる」

私を見上げるハッピーの顔が、そう言っていました。
ありがとうとお礼を言ってハッピーの背中を撫でると、すっと私の横にきて、寄り添うように座りました。
棒を拾ってしばらくいじってみたものの、私はかじりたいとも、投げてもらって取りにいきたいとも思えなかったので、ハッピーにプレゼントし直すことにしました。
口元に枝をもっていき
「どうぞ」
と言うと、ハッピーはこれに未練でもあったのでしょうか、嬉しそうにくわえてかじりはじめました(笑)

犬って本当に無垢で、イノセントな生き物です。
犬を飼えるようになれて、私はしあわせです。

----------------------------------

今日はたいへんな一日になりました。
しかし、私にとってはとても意味のある、大きな出来事でした。
ハッピーにとってもそうだといいなぁ、と、心から思いますし、そう願っています。
今日の「しつけと体罰」のお話はこれでおしまい!いいを勉強させてもらいました!^^

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コメント(13件)

内 容 ニックネーム/日時
犬は本当に上下関係が
大事ですからね!!
自分もよくしつけで怒るときには
腹を出させてほっぺをギュっと
両方握ってダメ!ってやってます
でもプリンは絶対に噛まないん
ですけど、まだキャンディが甘噛みが
あるんですよね…
犬同士だと♂と♂だと
いつ喧嘩になるかわからないので
それもいつも心配しながら
リードを緩みません・・
犬は言葉を交わせない分、
本当にそーいう所で疲れます(苦笑
しゅう
2007/06/21 09:08
しゅうさんこんにちは^^

>犬は本当に上下関係が
>大事ですからね!!

本当ですよねー!
きっちりした上下関係ができなければ、きっとまた同じことが起こってしまう。なにかあったときに、ハッピーを制止することもできなくなってしまう。そう思いました。

しつけの基本をもう一度見直すところからはじめようと思います。甘い気持ちを少しでも持っていると、やはりダメですもんねw本当にいい勉強になりました^^

「ダメなものはダメ」
「飼い主の命令は絶対」
「叱るときはきっちり徹底して叱る」
「たくさん褒める」

頑張ります!
happy_the_corgi
2007/06/21 13:25
>犬同士だと♂と♂だと
>いつ喧嘩になるかわからないので
>それもいつも心配しながら
>リードを緩みません・・

♂同士だとそういうこともあるのですね、なるほど。人、犬との付き合い方で、飼い主が注意しなければならないこともいろいろとあるのですね。
しゅうさんいつもアドバイスありがとうございます!

>犬は言葉を交わせない分、
>本当にそーいう所で疲れます(苦笑

本当に難しいですよねーw
うむ、私も気合いをいれなおします!^O^

しゅうさん、風邪のお加減はいかがでしょうか?
happy_the_corgi
2007/06/21 13:25
こんにちは〜
早速お邪魔を!
犬の躾感動しながら読まして頂きました。どの子も噛むんですね。コーギーはあまりしなしものかと…
噛んではいけない事を理解さすには、その時にどれだけ解からせるかですよね。
痛いし、慌てて、その時を外すとワンちゃんも何故怒られているのか理解出来ないですものね。
我姫は手遅れです(><) やはり幼少にちゃんと躾をしなかったからでしょう…
ワンちゃんと人間関係のルールを作ればワンちゃんにとっても幸せな事だと思います。頑張って下さい〜(*^▽^*)/
りん子
2007/06/21 17:59
こんばんは!
なんだかとてもいい話を聞かせてもらった気がします。叱らなく無くても叱らなくてはいけない気持ちは、犬を飼っていない私でもすごくよくわかります。叱られて覚える事もあるんですよね。犬を飼うのも、「かわいい、かわいい。」だけじゃないんですね。
manatuno
2007/06/21 21:30
自分のとこの更新もせずによそ様のところをうろついております(笑)。
大変な日だったんですね。人間と暮らす犬にとっては絶対にきちんとしていないと、お互いに不幸なことになりかねないので、つらい事もありますが、やっぱり大事だと思います。
十犬十色で、躾本に書いてあるとおりにいかないことも多いですけど、きっとハッピーちゃんはいい子に育ってくれるんじゃないかなあ。
つくねもたまにお調子に乗ることがあるので、ピシっと叱らないと(笑)。
えり
URL
2007/06/22 00:14
りん子さんこんばんは!^^ 読んでいただいてありがとうございます<(_ _)>
勢いだけで書いてしまった日記なので、今日改めて読み返すと少し恥ずかしい気持ちがしていますf^^;

>噛んではいけない事を理解さすには、その時にど>れだけ解からせるかですよね。

人間のタイミングで叱るのではなくて、犬のわかるタイミングで叱る。ここを間違えると、りん子さんのおっしゃるとおり、
「どうして私はしかられてるの?」
という反応をするんですよねー。

つい先日なんですが、ハッピーがトイレを失敗してしまったらしく、床に落ちていたうんことおしっこを見つけた家族が叱ったんですね。

普段はおしっこやウンコをすると
「クォンッ」
と鳴いて人を呼んで
「上手にできたでしょう」
と得意満面なのですが、叱った日から数日の間、隠れて物陰でうんこをするようになってしまったんです。
happy_the_corgi
2007/06/22 00:33
おかしいなぁと思っていたところに、「うんこを見て叱った」という話しを聞いて、

「ハッピーは、うんこやおしっこをしたから叱られたんだ、と思ったのかもしれないな。だからうんこを隠れてしたり、物陰に隠れておしっこをするようになったのかも」

と思い当たりました。

>その時を外すとワンちゃんも何故怒られているのか理解出来ないですものね。

ここって、本当に大切なことなんですよね。

>ワンちゃんにとっても幸せな事だと思います。頑張って下さい〜(*^▽^*)/

はい、ありがとうございます!頑張りますヾ(´▽`*)ノ
happy_the_corgi
2007/06/22 00:33
manatunoさんこんばんは!^^

>叱られて覚える事もあるんですよね。

はい、本当にそうですよね。
怒ったり叩いたりはしたくない。でも、しなければならない。
本気でぶつかって、わからせなきゃならない。

人間が相手だと、ひっぱたいてでも止めないと、という時もあるのですけれど、相手が犬だと葛藤がものすごかったです。
おびえている目を見たとき、罪悪感と使命感がいっきにあふれてしまった感じでした。
---------
きっとその反動だと思うのですが、今日はいつもより多めにオヤツをあげてしまったんです(笑)(もちろんそのぶん食事は減らしましたw)
happy_the_corgi
2007/06/22 00:46
あっ!西の尻神様だ!
えりさんこんばんは!^^

はい、前に怒ったのは何年前だろう、というぐらい普段は怒らないものですから、昨日は本当にたいへんでしたw

>お互いに不幸なことになりかねないので、つらい事もありますが、やっぱり大事だと思います。

ですよね!
叱ってしばらくして、こどもがハッピーに近づいてきた時、危ない目にあわせてしまうのでは、と一瞬身構えてしまいました。
ハッピーを疑うわけではないのですが、でも、飼い主の責任ってこういうことなのだな、と改めて考えさせられました。

十犬十色、なるほどー。しつけ本をたよりに犬を育てはじめてみて、「そのとおりにはいかない」ということを痛感しています。ほんっとうに思い通りにならないものですよね。
happy_the_corgi
2007/06/22 01:12
ここまで書いて、ふとこのあいだのえりさんのコメント
「(ハッピーのあまりのヘタリっぷりが)そういうところがまた楽しいかもしれませんよ」
というのを思い出しましたw しつけとはちょっと別のお話ですけども、えりさんのおっしゃるとおり、思い通りにいかないことが楽しかったり、嬉しかったりするのかもしれないなぁ、なんて思いました(笑)
はい、いい子に育ってほしいです^^

つくねちゃんは力一杯いい子なんじゃないかと思います^^ そうでもないときもあるんですか?w
先日の、娘さんのバナナに迫っていく(でも最後まで我慢して耐えているw)つくねちゃんの写真を見て、あぁ、この子は本当に家族なんだなぁ、と感じました。
あ、今バナナ帽を思い出して可笑しくなってきました(笑)
happy_the_corgi
2007/06/22 01:13
記事の紹介、ありがとうございました!

ハッピーちゃん、まさに今が「しつけの時」ですね。
どうしてもヒトと犬がいい関係で暮らすためには最低限のヒト側のルールを守ってもらわないといけないですものね。
まだまだウチも課題がいっぱいです。

>犬って本当に無垢で、イノセントな生き物です。
犬を飼えるようになれて、私はしあわせです。

この文章、思わず涙腺が緩んでしまいました!私はまだ自分では飼える環境ではないけれども、いつかその幸せを感じたいです。
もちろん、それまではなかなか一緒にいられる時間は限られているけど、ちからといれる幸せをかみしめます!


michelle
2007/06/28 18:04
ミシェルさんこんばんは!^^

コメントがあるということは、お帰りになられたのでしょうか?
と、いうことはお迎え祭りの様子が見られるかも!ブログのほうにお邪魔させていただきますね^^

はい、本当に今がしつけ時という感じです。ルールもそうなのですが、遊び方や、他の人との接し方、他の犬との接し方などなど、教えなければならないことがたくさんあるのですが、若葉な私ではなかなか全部をこなせない、というところですw
私も今が勉強時なのかもしれませんね(笑)

>それまではなかなか一緒にいられる時間は限られているけど、ちからといれる幸せをかみしめます!

はい!^^
この文章を読まさせていただきながら、ふと、ミシェルさんのブログにあった前回の「お迎え祭り」のことを思い出しましたw
甘えてクインクインなくちからくんの様子....本当にかわいいですよねー!(*´∇`*)
いい時間を、一緒に、たくさん過ごせるようお祈りしております
happy_the_corgi
2007/06/29 00:33

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